悪徳業者をぶっ潰せ!善良な市民の為の欠陥住宅撃退法(メルマガ)(2)
以前、メルマガで配信していたものを発見しましたのでご紹介します。
メルマガ
皆さんこんにちは。
欠陥住宅トラブル相談ネットの一級建築士 吉村と申します。
●このメルマガの内容をカンタンにお伝えします
建築・不動産という業界は、特殊な世界です。
欠陥住宅被害者の大半が、その特殊な世界の住人と対等にやり取りするための知識もツールも持たずに、相手任せにし過ぎていたことを反省材料としてあげてみえます。
相談事例を中心にご紹介させていただきながら、読者の方々に疑似体験の場を提供いたします。
●上がる場所、下がる場所
まだ、新年会やってます。
新年会といっても、半分は情報交換会なんですが、その中に、不動産ファンド関係の人がいましたので、捕まえていろいろ聞いていました。
東京や名古屋では、既に地価が上がり過ぎて購入できる物件が少ないため、札幌や福岡まで足をのばしているとか。
『路線価図・評価倍率表』
こちらで、路線価を調べることができますが、東京・名古屋・札幌・福岡といったファンドが手をのばすような物件は路線価のウン倍という単価で動いているようですが、そういった買い手が出てこない場所の地価は、横ばいか、下落しています。
エリアによっては、まだ、毎年20%下落しています。
地価上昇という記事も出ましたが、上昇しているのは本当に一部なんだなぁというのが率直な感想です。
なぜ、こんなお話をしているかと言いますと、今から、賃貸マンションを建てようか、その土地を売却して現金化としようかと迷っているというご相談をいただいているからです。
地主さんなので、いろいろな会社がいろいろなプランを持って
「ぜひ、ウチで建ててください。」
と営業しにくるようです。
各社の提案内容を見ていくと、どうも短期的にしかモノを考えていないようなので、どうしたものかと。。。
確かに最初の3年間は収支があうかもしれませんが、どうも10年先となると心もとないプランばかり、設計図書にも、15年、20年先に必要になるメンテナンスについては、あまり配慮がなされていない。
「とにかく建てさせちゃえ、10年後は10年後の風が吹くさ。」
とでも言いたげな提案内容ばかり。
ただでさえ、変化が激しい時代。
今日のトレンドが、いつまで続くのかわかりません。
ましてや、建築工事には時間がかかる。
建物が完成したら、そのトレンドが終わってました。
では悲惨なことになります。
トレンドの先を読むのは難しい。
であるならば、変化に対応しやすいつくり方を考える必要があります。
などなど、いろいろお話をしてお帰りになられる際に、
「こうやって、お話をしながら頭の中をまとめていけるのはいいですね。」
と一言。
提案のあった各社からは、プレゼンテーションと「お願いします。」があっただけで、話し合いはなかったそうです。
なにやってんだか?
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●最後に
前回に続いて、札幌の話題です。
「すすきの」といえば、歓楽街として有名ですが、街ではいま、「カラオケ バトル」が繰り広げられているそうです。
カラオケ店が増えて、競争が激化しているようで、交差点で、ピカチュウやペンギンの着ぐるみを着たアルバイトが、
「カラオケいかがですか?」
とチラシを配っているとか。
大変だなぁ。