悪徳業者をぶっ潰せ!善良な市民の為の欠陥住宅撃退法(メルマガ)

以前、メルマガで配信していたものを発見しましたのでご紹介します。

メルマガ

皆さんこんにちは。
欠陥住宅トラブル相談ネットの一級建築士 吉村と申します。

●このメルマガの内容をカンタンにお伝えします

建築・不動産という業界は、特殊な世界です。
欠陥住宅被害者の大半が、その特殊な世界の住人と対等にやり取りするための知識もツールも持たずに、相手任せにし過ぎていたことを反省材料としてあげてみえます。
相談事例を中心にご紹介させていただきながら、読者の方々に疑似体験の場を提供いたします。

●ベタ基礎神話

「当社は、ベタ基礎を採用しておりますのでどんな地盤でも大丈夫です。」
こんなセリフを胸を張って言っている営業マンがいたら、
「ダメだ、コイツ。」
とレッテルを貼っても良いです。

こちらを騙そうとしているか、勉強不足かどちらかです。
害毒であることには変わりありません。
ベタ基礎というのは、例えて言えば、ちゃんと鉄筋の入ったマンションの外壁のイメージです。
(誰かさんのおかげで、念を押しておかないと、、、)
これをパタンと横に寝かせて、これを基礎とし、この上に建物がのるとイメージしてください。

確かに、ベタ基礎は強いです。
ただし、どんな地盤でも大丈夫かと言われると「?」です。
面で支えていますから、ちょっと地盤の一部が沈んだぐらいでは、建物に影響を与えることは少ないかもしれませんが、河川の直線化(ショートカット)工事後、元々、川だったところを宅地化したような場所や、池などを埋め立てた土地のように、地盤に建物を支えるだけの力がないような場所では、ベタ基礎でも大丈夫じゃありません。

こういう軟弱地盤で家を建てるのは、凪いだ海ではなく、海面が荒れる時化の海に船を出すのと同じです。
ベタ基礎を船底としてみた場合、凪いだ海なら、船が傾くことなく、余計なプレッシャーはありませんが、荒れた海となると、船は傾き、船底は割れないにしても、建物の想定外の部分に想定外の力が加わりますので、建物は傷みやすくなります。
地盤が不同沈下を起こせば、この海の例えと同じ現象が起こりえます。

避けられるものならば、地盤の軟弱なところは避けた方が良いです。
しかし、共働きで、子供を預けるのに実家の近くでないとダメとか、いろいろあって、そうも言っていられないという方もみえます。
欠陥住宅の原因の30%~40%ぐらいは、軟弱な地盤と、それに見合う工事がなされていないことからきています。

にも、かかわらず、
「当社は、ベタ基礎を採用しておりますのでどんな地盤でも大丈夫です。」
こんなセリフを胸を張って言っている営業マンの話を鵜呑みにして、後悔することのないようにしましょう。

この手の営業マンは、
「コンピューターウィルス?大丈夫専用ソフト入れてますよ。」
「アップデート?なんですかそれ?」
と言いつつ、他人様にウィルスメールをばら撒いているんだろうなぁ。

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●最後に

友人が、札幌出張から帰ってきました。
今年の札幌は、はじめは雪が少なかったのですが、12月に入り、かなりの量の雪が降っているらしいです。
道路脇に寄せられた高さ1.5Mから2Mの雪の山が、あっちこっちにあり、見通しが悪いので、道路を横断する時は注意が必要とか。
友人は、ビジネスシューズは、履かずに、登山靴でおっかなびっくり歩いていたそうですが、向こうの女性は、そんな彼の横をピンヒールを履いてスタスタと追い抜いていったそうです。




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